デザインをしていく上で欠かせないのが写真素材です。
クライアントからお仕事をもらったときに、既にデザインに使う写真が用意されていることもありますが、写真がないクライアントも多いです。
デザイナーはどうやって写真を探してるの?
デザイナーはいろんな写真が配布されているサイトから探しているよ。
イメージに合った画像が見つかったらダウンロードして使うんだ!
写真サイトはたくさんあり、それぞれ特徴があります。
自分が使いやすいサイトを見つけるのもいいですが、まずはこれからご紹介する「現役デザイナーが選ぶフリー写真素材サイト」をチェックしてみてください。
有料サイトで写真を購入した方が、クオリティの高い写真が使えますが、
無料サイトでも十分使える写真はたくさんあるので、まずは無料サイトを使ってデザインしていくことをおすすめします!
クオリティが低い写真ってあるの?
もちろんあるよ!写真によっては、携帯と一眼レフで撮った写真くらい違いがあるから気をつけてね〜
- デザイナー厳選の写真サイト
- 無料で使えるハイクオリティ写真サイト
- さらに写真にこだわりたい方への有料写真サイト
ご紹介する無料写真5サイトはブックマークしておくことをおすすめします!
写真素材を使う時の注意点
これからご紹介する写真素材サイトには無料で使用できる写真がたくさんありますが、サイトによっては制限もあります。
- 加工禁止
- サイト運営者の許可が必要
- 商用利用数の上限あり
- 公序良俗反したものに使用禁止
など制限がある写真もありますので、必ず利用規約を確認してから使用してください。
また、ややこしい「〇〇フリー」という表記についても簡単に解説しますので、覚えておきましょう。
ロイヤリティフリー
ロイヤリティとは特許や著作権の使用料のことです。
ここでのフリーは無料という意味ではなく、一度素材の使用料金を支払った後は、都度料金を支払わなくても使用できるという意味です。
著作権フリー
著作権が本来あるにもかかわらず、それを行使せずに使用料を徴収しないということです。
中には著作権フリーと記載されていても実際はロイヤリティフリーの素材だったりすることもありますので、しっかり確認してからダウンロードしましょう。
フリー素材、フリー画像
ここでのフリーは無料という意味です。
無料の素材ですが、冒頭でも記載している通り使用条件が定められていることが多いので、注意が必要です。
【無料】よく使われる写真素材サイト5選
いよいよデザイナーたちがよく使用する写真素材サイト5選をご紹介していきます。
ここでは無料で使えるサイトをご紹介していきますので、デザインを始めたばかりの方や、写真素材にお金をかけたくない人は必見です。
ぜひサイトをブックマークして、すぐ写真素材を検索できるようにしておきましょう!
- 写真AC
- ぱくたそ
- Pixabay
- Unsplash
- O-DAN(オーダン)
写真AC
- 商用利用:◯
- 加工しても良い素材:◯
- ユーザー登録:必要(有料ユーザーの場合 月額税込¥1635)
- 利用規約
国内サイトなので、日本人や日本の風景を多く扱っており、無料でもクオリティの高い写真があります。
無料でユーザー登録できますが、無料ユーザーだと1日4回しか検索できず、ダウンロードできる素材も1日9点と限られています。
有料ユーザーになれば、検索・ダウンロードし放題となります。
ぱくたそ
- 商用利用:◯
- 加工しても良い素材:◯
- ユーザー登録:不要
- 利用規約
写真を撮ったままではなく、ちゃんと加工されているものが多いので、そのままデザインに使用できます。
人物や風景以外に時事問題に特化してブログなどの記事に合うような素材が豊富なのもポイントです。
自分好みにカスタマイズできるAiデータでダウンロードできる素材もあります。
Pixabay
- 商用利用:◯
- 加工しても良い素材:◯
- ユーザー登録:不要
- 利用規約
高解像度の綺麗な写真が豊富にあり、おしゃれなデザインにも向いています。
無料で高品質な写真ですが、大きいサイズの素材は会員登録が必要となります。
また、スポンサーの有料画像が検索関連で出てくるので、お間違い無いようご注意ください。
Unsplash
- 商用利用:◯
- 加工しても良い素材:◯
- ユーザー登録:不要
- 利用規約
世界のフォトグラファーたちが提供しているため、高品質な写真がそろっており、
Pixabayと同様ビジュアル面ではおすすめできる素材サイトです。
O-DAN (オーダン)
- 商用利用:各サイトによる(※商用利用できる素材のみで検索可能)
- 加工しても良い素材:各サイトによる
- ユーザー登録:各サイトによる
- 利用規約:各サイトによる
なんと40サイトの海外サイトを一度に検索できる便利な写真素材サイトです。
日本語で検索ワードを入力できるので安心ですし、商用利用できる素材のみを絞って検索できます。
利用規約に関しては各サイトで違うので確認して使用するようにしましょう。
高品質画像のにこだわるなら有料サイトもおすすめ
有料素材はクオリティも高く、イメージにピッタリの素材も多くあります。
予算に余裕があるなら下記のサイトを使うことをおすすめします!
PIXTA(ピクスタ)
日本の写真・イラスト・動画・音楽素材のサイトです。
高品質で、いろんな用途目的で使えるためテレビや雑誌、大手広告代理店にも使用されています。
年間更新プランにすると1枚あたり39円〜とコスパもとても良いです。
ShutterStock(シャッターストック)
150カ国以上で使われている素材サイトで、写真だけでなく動画やイラスト素材もあります。
私もこちらの素材サイトを契約していますが、イメージした画像がほぼあるほど素材数が10億点と豊富なのが嬉しいポイントです。
日本語表記で使いやすいですし、困ったことがあってもメールで日本人が丁寧に対応してくれて安心でした。
ユーザー登録のみで10点無料でダウンロードできるので、気になる方はお試しで無料登録してみてはいかがでしょうか。
iStock(アイストック)
アイストックは世界で初めてオンラインによる写真のライセンスビジネスをはじめた「getty images(ゲッティイメージズ)」が運営する素材サイトです。
写真以外にイラストや映像素材もあり、世界中の新聞社・広告代理店も利用しています。
Adobe Stock(アドビストック)
イラストレーターやフォトショップなどのアドビ製品を使用している方は、アドビストックがとても便利です。
アドビソフトと連携して、素材を購入する前にデザインに当て込んでみたり、加工してみたりすることができます。
デザインに納得がいったらそのまま購入できるので、とてもスムーズに素材選定ができます。
無料素材も多くありますので、ぜひ試してみてください。
無料素材と有料素材の違い
どちらにもメリット・デメリットがありますので、自分がなんのコンテンツでデザインしていくかによって判断してみてください。
無料素材
・無料なので、予算がなくてもOK
・加工すればクオリティが上がる
有料素材
・イメージにあう素材が多い
・高品質で見栄えが良い
デザイナーからすると、無料素材を使っているなというのが結構分かってしまいます。
チープ感も出てしまいますし、有料素材を使っている方が信頼性にも繋がります。
予算に余裕があれば有料素材を使っていくことをおすすめします。
まとめ
デザイナーがよく使用する無料・有料写真素材サイトをご紹介しました。
無料で使える写真素材は多くあり、これが無料?というクオリティの高い写真も
中にはあるので、駆け出しデザイナーさんはぜひブックマークしておくことをおすすめします。
デザインの仕事が安定してきたら、有料素材を利用して時短で高品質なデザインをしてみてはいかがでしょうか。
素材を使用する際には、ロイヤリティフリーや著作フリー、商用利用できるかなど、規約を確認してからトラブルの無いようにしていきましょう。